アニメ本編「DESTINY」の開戦と、時を同じくして開始される本作の第一巻。
火星からやってきたマーシャン(火星移住者)たち『異邦人』の視点で、コズミックイラの世界を今一度見つめ直します。
「DESTINY」が持つ、開戦からデスティニープランへの大きな流れの中で、第一巻は「戦争」にスポットをあて、マーシャンたちが開戦直後の混乱する世界の各国を来訪し、プラントのデュランダル議長、ファントムペインのスウェン、オーブのカガリ代表などと接触します。
また、本作の発表とほぼ同じタイミングで、「機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER」も発表され、両作品の製作に係わらせていただいた私は、この二作が相互補完できるようにも工夫してます。「STARGAZER」が気に入った方は、ぜひ本作も手に取ってみてください。
単行本書き下ろし作品として、「ASTRAY」シリーズの初代主人公であるジャンク屋ロウ・ギュールと本作の主人公アグニス・ブラーエの火星での接触を描く短編も収録。
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